事業活動によって発生する排水中の環境負荷物質は、物理的・化学的処理を行って法規制値以下に低減したのち、様々な水域に排水しています。水域への排出水の監視プロセスとしては、法律に基づく汚濁負荷量の測定や連続測定などによる管理を行い、自主管理値を超える場合は、操業を停止するなど汚染予防に努めています。
グループの各工場では、排水の水質を法令や条例による規制値よりも厳しい自主管理値で管理し、規制値を遵守しています。例えば、2023 年度の排水中のCOD(化学的酸素要求量)は、規制値並みに排出した場合と比較して51%以上低減させるなど、排水の浄化に努めています。