2023年度アセスメントの対象サプライヤーは、高リスク事業範囲を想定したのち、経済産業省資料のスコアを参考にスクリーニングを実施して決定しました。本選定方法については第三者機関に合理性、正統性を確認しています。
日本国内での外国籍労働者の労働環境の把握のため、2023年度国内新規連結3社(※)の外国人社員労働者(技能実習生、派遣社員を含む)の雇用状況や関係法令等の遵守状況を確認しました。その結果、法令遵守、処遇面で問題は認められませんでした。
人権アセスメントを実施する中で、東南アジア地の紛争等影響地域サプライヤーに対する人権アセスメントの実施について、現地マネジメント会社と意見交換を行いました。第三者機関からの意見も参考に、2023年度は当該地区グループ会社を通したアセスメントを実施しました(対象3社)。引き続き情報収集を行い、当該地域の動きを注視していきます。
グローバル・コンパクト・ネットワーク・ジャパン(GCNJ)のヒューマンライツ・デューディリジェンス分科会、ESG分科会に参加し、他企業、NPO等の有識者との情報交換を実施しました。またILO駐日事務所、GCNJ共催「国際人権・労働基準の尊重に向けた企業内専門人材の育成プログラム」第一期(2023年10月~2024年2月)に担当者1名が参加・修了しました。