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森林認証制度の活用

森林認証制度の活用

森林認証制度の活用

王子グループでは、持続可能な森林経営を支援する仕組みである森林認証制度を活用し、FSC認証製品(FSCC014119他)やPEFC認証製品(JIA-PEFC-COC-0808他)を製造しています。
当該製品には制度の要求事項に適合した木材原料を使用しています。海外植林事業においてはFM認証※1を、グループ内の生産・加工・流通事業ではCoC認証※2を取得。森林から加工工場・流通まで一貫して認証を取得することにより、中間製品からコピー用紙、家庭紙などの最終製品まで、さまざまな森林認証製品を供給しています。
また、グループ内に、森林認証制度運用委員会を設置し、森林認証制度の適正な運用や効果的な活用を図る活動を行っています。

  • ※1FM認証:森林そのものの管理を確認
  • ※2CoC認証:生産された木材の加工流通過程の管理を確認
森林認証制度の活用

木材原料調達における活用

王子グループは「木材原料の調達指針」に基づき、すべてのサプライヤーに持続可能な木材原料を生産することを求め、検証します。検証にはFSC森林認証制度を活⽤しており、調達する全ての木材原料は、FSC認証材、FSC管理木材※1等のFSCの要求事項に適合しています。FSC-CoC認証を保有するサプライヤーに対しては第三者による監査が行われるため、こうした認証制度を利用することで、木材原料のトレーサビリティやサプライチェーン各段階における適切な管理を、確実にすることができます。これらの監査結果はウェブ上で確認することが可能です。

  • ※1FSC管理木材:以下の5つのカテゴリーに属さない、またはこのカテゴリーの木材である可能性は低いと確認された木材のこと。
    1. 違法に伐採された木材
    2. 伝統的権利及び人権を侵害して伐採された木材
    3. 高い保護価値を有し、その価値が施業活動によって脅かされている森林で伐採された木材
    4. 天然林の転換を目的とした伐採によって搬出された木材
    5. 遺伝⼦組換え樹木が植えられたエリアから伐採された木材
    詳細は、FSCジャパンの管理木材のページからご確認ください。