Social Contributions 地域・社会への貢献

割り箸リサイクル運動

割り箸リサイクルの基本的な考え方とお願い

グラウンド・ワーク活動に御協力いただける皆様へ
割り箸リサイクルの基本的な考え方とお願い

基本的な考え方

王子グループでは、環境保全の重要性、資源を大切にすること、すなわち日々暮らしている生活現場の環境を「住民・企業・行政・学校」が一体となって良くして行こうという活動精神をもとに、使用済みの割り箸を回収し、リサイクルを行っております。

  • 現在、新型コロナ感染状況、政府、自治体による新型コロナ対策を鑑み、割り箸の受け入れを中止しております。

「割り箸」をリサイクルすることの意味

使い終わった割り箸は、紙の原料として生まれ変わります。

次のものはリサイクルの対象としておりません。
回収いただく際は、混入しないようご注意ください。

  1. 竹箸
  2. 塗り箸
  3. スプーン
  4. フォーク
  5. 食べかす
  6. 紙・フィルム
  7. ひも
  8. かまぼこの板
  9. 焼けこげた箸
  10. その他のごみ

お送りいただく際のお願い

  • 段ボール箱に(内側に、ポリ袋は使用しないで)並べて入れ、極力空間ができないように詰めてください。
  • 特にひどく汚れていなければ、洗浄はしないで結構ですが、カビ発生減少のため出来るだけ乾燥は行って下さい。
    割り箸の洗浄は、排水汚染の原因となります。

送料について

本活動にご理解をいただける方にご負担をお願いしております。

送り先

新型コロナウイルス対策への対応として、現在、各工場では受け入れを行っておりません。

割り箸のゆくえ

  • 各工場では種々の紙製品を作っておりますが、皆様の身近で使用されておりますコピー用紙・上質紙・印刷紙・ポスター・ティシュなどに割り箸が活用されております。
  • 割り箸はお送り頂く工場での製紙原料の一部になっており、割り箸だけで紙を作るわけではありませんが、割り箸だけで紙製品を作ったと仮定した場合の換算値はおおよそ下記のようになります。

割り箸 10kg(約2,500膳) → ボックスティシュ15箱
割り箸 3膳(6本) → はがき1枚、又は、A4サイズのコピー用紙1枚
2018年度の割り箸回収量は、93トンでした。たくさんのご協力をありがとうございました。

  • ご提供いただきました割り箸と弊社製品との交換などは行っておりませんのでご了承ください。
    なお、割り箸1トン当たり1000円をNPO法人「持続可能な開発のための教育推進会議」に寄付しております。

お問い合わせ先

王子ホールディングス株式会社 サステナビリティ推進部
住所:〒104-0061 東京都中央区銀座4-7-5
電話:03-3563-7020
FAX:03-3563-1139

割り箸リサイクルのしくみ

~もったいないの気持ちを大切に~
使用済みの割り箸は、紙の原料として有効利用されています。

割り箸は間伐材など低質な木材からつくられますが、紙の原料にも同じく低質材や廃材、そして古紙が利用されています。ですから、使い終わった割り箸も紙の原料となるのです。

どちらも木材が原料となりますが、割り箸は木材をそのまま加工してつくられるのに対し、紙は木材を蒸解釜で煮て取り出したパルプからつくられています。

Mechanism of disposable chopstick recycling